来たる2013年8月10日から第14回になる
世界陸上競技選手権大会がモスクワで開催されます。
日本時間では午後から深夜にかけての時間帯になります。
世界のトップアスリート達が集まるこの大会なので見逃せませんね。
世界陸上は何年ごと?
1980年のモスクワオリンピックの西側諸国のボイコットを機に新設され
1983年にヘルシンキで第1回大会を開催しました。
当初は4年ごとに開催されていたのですが
1991年の東京大会以降は2年ごとに開催されています。
当初はヨーロッパ地域での開催が多かったようですが
2005年のヘルシンキ大会以降現時点では
アジアとヨーロッパの交互開催となることが2017年まで決定しています。
競技種目や日本人の実力は?
競技種目は陸上競技のみで
以下の通りとなります。
100m、200m、400m、800m、1500m、3000m
5000m、10000m、マラソン、110mハードル、400mハードル
3000m障害、競歩、4x100mリレー、4x400mリレー
走り幅跳び、走り高跳び、棒高跳び、三段跳び
ハンマー投げ、円盤投げ、砲丸投げ、やり投げ
十種競技(男子)、七種競技(女子)
今回の大会での注目の日本人と言えば
100mで日本人初の9秒台が期待されている
桐生祥秀選手や山縣亮太選手。
二人が出場する4x100mリレーにも期待できます。
10年ぶりの世界大会復活の野口みずき選手や
公務員ランナーとして一躍有名となった川内優輝選手も見逃せません。
ドーピング対策は?
陸上競技界で有力候補だったタイソン・ゲイ選手とマイク・パウエル選手が
薬物検査で陽性となり、今季の世界陸上大会の出場を断念しました。
ドーピングとはスポーツなどで好成績を挙げるために
薬物を投与する行為の事です。
過去にオリンピックや世界大会などで
薬物反応が陽性となりメダルがはく奪された例もあります。
市販の風邪薬などにも禁止薬剤が含まれている事もあり
注意が必要なようです。
ドーピング一定の効果の反面、副作用を抱えてしまう場合もあり
選手の体の安全のためにも禁止が必要なのです。