2013年秋の月9ドラマの『海の上の診療所』に登場する
病院船のモデルとなっているのが済生丸という病院船です。
この済生丸の価格や予算ってどれくらいなんでしょうか?
ちょっとこの病院船の事を調べてみましょう。
済生丸
済生丸が就航されてから50年です。
診療船として活躍し現在のものは済生丸三世号となります。
瀬戸内海の巡回診療船で瀬戸内海の島々をまわっています。
社会福祉法人恩賜財団済生会創立50周年の記念事業で
病院と同等に近い施設をもつ船として誕生しました。
瀬戸内海の島々には医療施設が整っていない地域を対象に巡回しています。
現在の済生丸は平成2年2月に就航しました。
阪神大震災で災害救助船として活躍しました。
海路を使って大量の物資を運搬したり、救護するものの
宿泊所としても利用されました。
済生丸は別名海を渡る病院と呼ばれています。
腹部超音波・眼底検査・レントゲン撮影も船内で行えます。
診療は船内で行う場合もありますし、陸上で行う場合もあります。
島の健康診断に欠かせない船となっています。
胸部疾患
消化器疾患
循環器疾患
婦人科疾患
外科系疾患
特定疾患
一般検診
診療で行うものは内科診療です。
巡回診療を普段行っているのですが
阪神大震災当日は急遽巡回診療を取りやめて救援活動に参加。
1月18日深夜に新岡山港で救援物資を積んで
1月19日に新神戸港に入港。
済生丸班を岡山・広島・香川・愛媛・鳥取・島根・山口・福岡・熊本県済生会の
チームで結成して救護にあたりました。
そんな済生丸が2013年秋のフジテレビ月9ドラマ『海の上の診療所』の
モチーフとなって登場します。
済生丸の事を知ってもらういい機会になりそうです。